履き物をそろえると、心もそろう
「命の授業」の腰塚勇人です
昨日は長野県箕輪中学で1・2年生に向けての講演でした
学校の昇降口にはこんな言葉が貼ってありました
はきものをそろえると心もそろう。
心がそろうとはきものもそろう。
脱ぐときにそろえておくとはくときに心が乱れない。
だれかが乱していたらだまってそろえておいてあげよう。
そうすれば世界中の人の心もそろうでしょう。
私も大好きな言葉です
そしてやっぱり生徒の皆さんからは
気持ちよい挨拶をたくさんいただきました
それと校長室でお話をさせていただいたとき
校長先生の第一声は
「うちの学校の先生たちは元気で生徒と一緒に熱い先生が多いんです」と
ニコニコしながらうれしそうに言ってくれました
この言葉に感動してしまいました
それは社交辞令やお世辞ではなく校長先生が心から思っている言葉だと
すぐにわかりました
それと学校の廊下が木なんです
ちょうどお昼休み後の掃除の時間で
生徒たちの掃除の姿を見てまたまたビックリ
ジャージ姿の他に頭には手ぬぐいを皆さん巻いていました
私も教員を長年してきましたが
頭に手ぬぐいを巻く生徒のさんの姿を見たのは初めてでした
先生にその驚きを伝えると
長野の学校はほとんどそうじゃないですか?!と言う答えが
「ホントに?」とまたまたビックリでした
「これも身なりを整え、準備をするという意味があります」と
付け加えてくれました
そして先生がたも当然のように頭に手ぬぐいをかぶっています
生徒たちに言うからには自分たちが・・・
些細などうでもいいような小さなことと思われることにこそ
人として大切な学びがたくさんあることに気づかされた時でした
木の廊下を黙々と素手で雑巾がけをする生徒さんと磨かれる廊下
廊下はピッカピッカでした
こんな廊下だったら汚したいとは誰も思わないよな~・・・
掃除楽しくなるよな~
そんなことを感じたときでした
でも言うまでもなくそれは
生徒の皆さんと先生方の心がピカピカだから
履き物をそろえることも、掃除をすることも勉強と同じくらい
大切なことだと(自分では勉強以上だと思っていますが)思いました
履き物そろえることの違う視点があることを聞いたことがあります
それは履き物をそろえることは「未来への準備」という意味もあるそうです
生徒さんたちの学校生活、そして学校教育
彼らの未来の準備としてどんなものを伝え、教え、どんな姿を見せるか
それが学校という環境だけでなく
大人として・・・とっても重要なことだと改めて感じたときでした
たくさんの学びと気づきをもらえました
また、伺わせてくださいね
感謝を込めて
今日は午後から山梨でPTA協議会の皆様にお話をさせていただきます
ちょっと季節はずれの台風が心配ですが・・・
来場される方は十分にお気をつけてお越しくださいね
お会いできること楽しみにしています
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