「命の授業」の腰塚勇人です
昨日は、石巻の知り合いの所へ行く前に
津波により全校の児童生徒さんの７割が
そして先生方も十数名のうち１０名ほど
お亡くなりになってしまった石巻市立大川小学校に
友人と二人でお線香をあげに行かさせて頂きました
昨年の夏以来、今回で２度目
北上川の河川敷を走り、大きな橋が見え
その時点で
この堤防と橋を越えたんだもんなぁ～・・・と
津波の高さと大きさへの凄さと怖さを感じたときでした
橋の横にある坂を下ると大川小があります
小学校が見えたとたん
なくなられた子どもたち、先生方
そしてその保護者、家族の方々の事が頭に浮かび
心が締め付けられました
地震直後、津波におびえ、のみこまれた子どもたちのこと
そして子どもたちを守る先生方のこと
そして子どもを亡くした保護者の方々のこと
ただただ辛く、悲しかったです・・・
今となっては今回の出来事への
責任問題が大きな焦点のひとつに
二度と会うことのできない我が子のことを思えば
その悔しさは親として痛いほど分かります
また二度とこのようなことが起きないための検証も大切です
ただ手をあわせて頂く際
子どもたちの供養塔はあったのですが
子どもたちを守ろうとしてお亡くなりなった
先生方の供養塔がなかったことが残念で仕方ありませんでした
当事者としてこの件に関しての思いを考えると
簡単に立てられるものではないのだと思いながら
でもなんだか寂しかったです
裏山に逃げれば・・・という議論や批判はある中
その状況で子どもたちを守ろうとした
先生方の思いを考えるとちょっと寂しかったです
心の中でそっと供養塔を立てさせて頂きました
ただただお亡くなりになられた方の
ご冥福をお祈りすると共に
子どもたちと先生方が天国で仲良く生活して欲しいと
思いました
そして保護者の皆様の心が安らぐ日が
一日でも早くくることを願うばかりです
今、自分が生きていること、命の重み
そして大切な人との生活を振り替えさせてもらう時間でした
感謝を込めて
