「命の授業」の腰塚勇人です
講演で他県へ伺った時は、
時間の許す限りできるだけその土地の
友人に会うようにしています
電話だけになってしまうことも多いですが・・・
先日も講演後、尊敬する大好きな先輩に会いに行った時
「お前も疲れているのに
良く足を運んでくれたな 嬉しいよ」と言われ
「勝手に大好きで会いたい人に会いに来ているだけで
そういう人がいて、会ってもらえるなんて幸せじゃないですか」
と伝えると
先輩が「足を運んでくれることが嬉しいんだ」と
そのあと飲食店を経営している先輩が
こんな例えで話を続けてくれました
「腰塚、繁盛店が繁盛する理由を知っているか？」
「繁盛店はな、料理やお店の雰囲気も大事だけど
一番はスタッフのクオリティー
順番を待つお客の列にも
店員がこまめに足を運び声をかける
店内でもお客の動きや意図を
よく察知し機敏に動くこと
「不足」とは、足を運ぶことが足りぬこと
「満足」とは、足の運びが十分なこと
お客様への足の運びが足りなければ
「また来たい」とは思わず繁盛せずに不成功に終ることが多い
大事なのは人であり、足を運ぶという行動なんだ
だからこうやって足を運んでくれたことが嬉しい
俺は大満足よっ」と
そこまで意識はしていませんでした
「なるほどね～ぇ」とまた一つ賢くなった気がしました
仕事という意識中でしていることではないですが
何かしようとするときに思い出すことがあります
それは、ケガをしてもしあのまま
寝たきり生活になっていたら
車いすの生活になっていたら
手が動かない生活になっていたら
それを考えると今、障がいは残りながらも
動いてくれる手足があることが幸せで仕方ありません
だからこそ、できる限り大切な人には
言葉以上に手足を使おうと思っています
先輩から新しい視点以上に
この生き方を続ければいいという確信をもらいました
先輩が、そしてこの動いてくれる手足が
大切に思えたときでした
感謝をこめて
