トヨタ白川郷自然学校 ~雨の森を歩いてみて~
「命の授業」の腰塚勇人です
今日はこれから岐阜県白川村にある
トヨタ白川郷自然学校http://www.toyota.eco-inst.jp/で
白川村の中学生、地域の方、学校の職員の方に
お話しをさせて頂きます
皆さんトヨタ白川郷自然学校って知っていました?
トヨタ自動車が経営母体となっていて
自然と人の共存・共生をテーマに
色々な体験を通して自然への理解を深め
実生活の中で生かすこと目的に作られた学校です
たま~にテレビのコマーシャルでも見かけることがあります
そして白川郷といえば、あの合掌造りで有名なところ
冬になれば軽く3m近くの雪が積もり
自然の豊かさと、厳しさの中で
はぐくまれた文化と人の人情は
私が17歳の時、横浜の高校で修学旅行で
この地を訪れとき、大自然の中で時間がゆっくり流れ
生活の中に温かさと工夫がたくさん凝らされていて
「へぇ~」の連発だったことを、今でも鮮明に覚えています
昨日の3時過ぎに学校に入り、少し時間があったので
ネイチャーガイドを体験させて頂きました
森の中を歩きガイドの方に色々と教えてもらいました
でも、外は雨・・・
どうするのだろう、行くのかなぁ・・・
しかし、ガイドさんの
「雨の森でしか体験できないことたくさんありますよ」の
ニコニコした笑顔からの声に
この方、森が大好きなんだ楽しそう!!と
ワクワクしはじめた私がいました
この土地ならではのカイコの養蚕でエサとなる
桑の葉の赤い実を食べたり、クルミの実を初めて見たり
杉の落ち葉のじゅうたんを歩いたり
ブナの木の枝や葉は雨水が幹を流れ根に水をためる
保水の構造をしている事を知ったり
逆に杉の木のは木の構造上、木自体があまり濡れなく
リスは杉の木に巣を作ることを知ったり
一番驚いたことは
雨でびしょぬれになった白樺の木の白い部分に
ライターで火をつけると燃え出しました
ロウの成分が白い部分にあるそうで
サバイバル知識として持っていくと良いですよと
ガイドの方が教えてくれました
雨の中の森を時間をかけて歩くのは人生初めてでした
雨が降ってない状態で森を歩くとしても森林浴程度で
短時間でもありながらこんなに森を5感で感じ
色々なものを観察し歩いたのははじめてでした
私に限ってのことかもしれませんが
欲しい情報しか手に入れようとせず
意識や知識を持っていれば、たくさんの素敵な発見ができ
そこに感動があるのに
見たいものしか見ていなく、せっかくの
素敵な気づきや学びをスルーしていることを痛感しました
それは自然に限らず、日常生活の中でも
たくさんある気がします
生きていることの豊かさって
こういうところから育まれていくのですね
出会いの中で意識する力、学ぶ力、感動する力
自然からもガイドさんからも教えて頂きました
ちょっと賢くなりました
また、森を歩くのがちょっと楽しみになりました
また、伺います!!
感謝を込めて
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