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母の手

母の手


「命の授業」の腰塚勇人です

昨日、母と外出をして一緒に食事をしていたときに
ビックリしたことがありました

それは母のお箸を持つ手が小さくなり
指の一本一本が細くなっていたのです

私が知っている母の手

それは母というより母ちゃんに近く
優しさ以上に馬力を感じ
何でも作ってくれ、何でもしてくれる
温もりあふれた大きな太い手でした

顔を見れば、姿を見れば
歳とったな~と感じつつも
手を見たときは正直、寂しさを感じました

老いていくことが悪いとは思っていません
ただやっぱり元気な時を知っているからこそ
そこに寂しさが湧いてきてしまいます

これも勝手な私の想いであると分かっていながらも
やっぱり元気でいて欲しい
そう願うばかりでした

母を愛おしく思った時でした

雪道だったため、危ないからと
手をつなぎ歩きました

雪に感謝です

母にいっぱいエネルギーを送っているつもりが
私の心は母の手から伝わる温もりで満たされ

雪と青空と澄んだ空気のように
爽やかになっていました

母と自然は偉大です

考えてみたら
そこから生まれてきたんですもんね
安らぐ訳だ

母への感謝といたわり
これから今以上に少し意識して生きていきます

今日はこれから横浜市立大正小学校で講演です
私の卒業した小学校の隣の学校です

なので同級生が保護者としているとか、いないとか・・・
朝から少々緊張気味の私がいます(苦笑)

出会いを楽しみ、本気でお話しさせて頂きます

感謝をこめて


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