来年も「午」くいきます
昨日は父と母を連れお正月の買い物に
元気なときの父は、車とゴルフと将棋と買い物が大好きで
退職してからは毎日といっていいほど
どこかへ出かけ、その帰りには必ずパンや甘いものを
「お母さんにお土産」と買ってきていました
それは「ご機嫌取りだろ」と思いながらも
戦時中、戦後も群馬の田舎で少年だった父は
「食べることも本当に厳しい生活だった・・・」と何度も聞かされ
そのせいかお金に厳しく、財布の紐は結構かたいながらも
好きなもの買い、お腹いっぱい食べることが
父にとっては一番の幸せだったようで
私たちにも「食べるものだけは苦労をさせたくない」
そんな気持ちでいたようです
その父が心臓の不整脈と脳梗塞で
リハビリ以外でめっきり家からできることが少なくなりながらも
「お母さんと買い物に行きたい」が今でも口癖で
昨日は買い物ができる!!と
行く前から財布を握りしめ目が輝いていました
自分の欲しいものを買う
いくつになっても生きている喜びの一つなんだと感じました
また、スーパーの中以外は杖をついて歩いていたものの
人と車が多く注意が必要だと
母が手を取り一緒に歩いていました
「お母さん、こんな手をつないで歩くなんて
何年ぶりだろうねぇ~」と父
イヤそうな顔をしているかと思いきや
母も懐かしそうで、少し嬉しそう
病気の功名!?
なんて思いながらも
とっても素敵な光景でした
来年も大丈夫、「午」くいくと感じたときでした
普通なこと、当たり前のことが
最大の幸せであると感じることができると
人生の満足度、味わいが変わると
私自身、自分のケガから感じてことですが
父にも母にもその姿を見たときでした
現に私も父もケガ、病気をする前と明らかに
「ありがとう」数が格段に増えています
だって、「全てにありがとう」
そんな気持ちになってしまうんです
今日は母を連れ
おじいちゃん、おばあちゃんにお礼を言いに
お墓参りに行ってきます
「今年一年、家族みんな元気でいられました
見守ってくださりありがとうございます」って
幸せな一年でした
来年も「午」くいきます
感謝をこめて
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