「命の授業」の腰塚勇人です
先週末は愛知県西尾市ふれあいフェスタで話をさせて頂きました
愛知県各地域４０数カ所で９月から１２月にかけ行われる県民祭りです
私は１０月の最初に弥富での講演に続いて２回目
２回の出演は私だけだったみたいです
→ 結構芸能人の方や元プロスポーツ選手、文化人の方がいっぱいでした
（私も一応文化人？？？笑）
たくさんの方にお越しいただきました
その中に車いすの方がいらっしゃいました
カップル？ 兄妹？ ご夫婦？
そしてその周りにはご友人？
講演が始まってから気がついたため
気になりながらも最後まで確認はできませんでした
その後、本にサインをさせて頂いている中に彼らの姿がありました
彼の隣にいらした方は彼の奥さんでした
奥さんが先に私に言葉をかけてくれました
主人は先生のアンビリーバボを見た後から車いすなんです・・・
実は二人ともＩＣＵ（集中治療室）にいたんです・・・
最初は私は？？？
奥さんの言っていることの意味がよく分かりませんでした
この奥さんは看護師さん？？？
実はよ～く話を聞くと事故でお二人ともＩＣＵに入院されていたようです
奥様は元気になられた様子でした（外見からですが）
そして旦那さんは現在車いすに乗っていらっしゃいます
そして・・・実は旦那さんはまだ入院中だったんです
今日が事故での入院後、初めての外出だったそうです
私の講演を聞くために病院から来てくださったんです
彼は講演中、何度も両腕で腰を持ち上げいました
恐らくですが、背中や腰の神経の通っているところのあたりが
長く座っているとしびれたり痛むんだり足が痙攣を起こすんです
それでも彼は１時間半以上話を聞いてくれました
入院後初めての外出
そして長時間の車椅子
私も初めて外出で１時間近くのドライブをしただけで
ヘロヘロだったことを覚えています
そして、やっぱり世の中は健常者中心にできている・・・と思ったときでした
サインの時、彼から
「たくさんの共感できるところがありました」と
奥さんからは「来て良かったです・・・」
そして、ご友人からは
「あいつもスキーが大好きだったんです・・・」
「あいつを必ずまた、スキーへ連れて行きます・・・」と
私はてっきり彼はすでに退院して社会復帰しているものと・・・と思っていた私
彼と彼の奥さんに私はどう映ったのだろう・・・
私の話はどう感じてもらえたんだろう・・・
そんなことを感じられずにはいられませんでした
ただ、彼と奥さんにお伝えしたこと
それは、俺にできることがあったら伝えてほしい・・・
それしか言えませんでした
でも本当に来てくれて嬉しかった
ありがとう
連絡待っています
午後から東京の目黒で一般の方に向けての講演です
今できることをそして今で出会った人に本気で正直に生き様を見せます
それしかないですよね
感謝を込めて
