心が動く
「命の授業」の腰塚勇人です
昨日は島根県出雲市にある小学校で
全校の児童生徒さん、先生方、PTA保護者の方、地域の方々に
話をさせて頂きました
キッカケは今年5月に出雲市の小学校の先生方の研修で
話をさせて頂き、講演直後一人の女性の先生の
「10月のスケジュールで空いている日を教えてください!」でした
お伝えすると「4日を仮予約させてください!」
「ここで決めちゃってイイの?」 と思いつつも先生の顔は本気でした
昨日。小学校に伺い講演会開催までの経緯を校長先生が話してくれました
4日を仮予約した先生は翌朝、校長先生に私の講演の感想を話し
「4日に講演の仮予約をしてきました」
「講演料等の調達、お願いします!」と伝えたそうです
校長先生は順番が違うだろ・・・と思いながらも
先生の子どもへの思いと命の授業を熱く語る熱意が嬉しかった
「彼女に心が動かされました」
「こんな教員がうちの学校にいてくれることが嬉しかったです」と
1時間半近くの講演が終わり
校長先生はじめPTAの方々が口々にする言葉は
1年生の子どもたちがあんなに話が聞けるとは・・・
私にとってはある意味普通の事なんですが
皆さんビックリというか感動していました
私の作る笑いは正直、嬉しさ半分、苦笑い半分でした
講演の最後に校長先生がお礼の言葉を言うために生徒たちの前に
マイクを持ち話し始めようとすると
校長先生ご自身の子どもたちや先生方との生活
またご自身の人生の中での1コマ1コマと私の話が
オーバーラップするところが多くあったようで
感極まり、しばらく沈黙の時間が流れ、最後に涙を拭きながら
「校長先生も君たちと生活できる時間を大切にして
5つの誓い守っていきたいと思いました・・・」と
マイクを受け取った私は子どもたちに向かい
「今のみんなの前で見せた校長先生の姿は格好悪いですか?」と訊くと
子どもたちは黙って首を横に振っていました
子どもたちの心が動いた瞬間でした
自分の今の気持ちを素直に表現できるのは
相手を信じていないとできるものではないと私は思っています
講演を依頼してくれた先生は校長先生を信じ
校長先生は子どもたちを信じ
子どもたちは先生方を信じ
この学校には心が通い、心が共鳴する
共育という教育がしっかりと根付いている気がしました
教育という名の管理が強く叫ばれる中
生きることに純粋な子どもたちと先生の姿を見させて頂きました
感動しました
私の心も大きく動きました
9月のはじめに米子での講演を主催してくれた友人が同行してくれ
午前中に出雲大社に連れて行ってくれました
帰りの飛行場までの車の中で彼が
あんな校長先生がいるんだ・・・会えて嬉しかった・・・と
日本の学校教育まだまだ捨てたもんじゃありません!!
昨日も素敵な一日でした
今日は午後から看護師の方々の研修で話をさせて頂きます
自分のこと、父親のことたくさんの感謝の気持ちをお伝えしたいです
今から楽しみです
感謝をこめて
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