命が助かった子どもたち
「命の授業」の腰塚勇人です
昨日ニュースから被災地の小学校の卒業式の場面をが流れていました
体育館は避難所になっているようで
家庭科室での卒業式でした
校長先生から一人一人に卒業証書が渡され式が終わると
ある一人のご父母の方が先生方に向かってこんなことを話されていました
「子どもたちの命を救ってくださりありがとうございました」
「この子たちはこの救ってもらった命を
これからも大切にして生きていくと思います」
「そしてどんな困難があろうとも必ず乗り切ってくれと思います」
「私たちは親は助けて頂いた子どもたちの命を
これからもしっかり守っていきたいと思います」
「ありがとうございました」
ご父母の方は涙ながらに先生方に感謝の言葉を伝えていました
この学校の生徒さん全員が
先生方のいち早い高台への避難誘導で一人として
命を亡くすことがなかったそうです
ご父母の方々のこの思い、生徒さんたちの命への思いの裏には
親子として死というものそして遺体を目の当たりにした人の
本心のような気がします
阪神淡路大震災の時生まれた子どもさんたちが
今年16歳の高校一年生だそうです
その彼等もまた今自分にできることをと考え立ち上がってくれているそうです
生まれたばかりで何も分かっていなかった彼等でさえ何かをしようとしている
そこにはその間に語り継がれた
命の大切さ、生きていことのすばらしさ、
そして人を思いやる気持ちを伝える環境があったのだと思います
助かった小学生の彼等の現状を考えたら
今の私たち家族の生活など幸せすぎるぐらい幸せです
だからこそ今自分たち家族にできることをしています
昨日、注文していた印刷物が届きました
いつもなら車で来て下さる社長さんが
昨日は自転車でした
「大したことでないけど、できることからしたいと思って・・・」
「被災者の方たち、日本中の人たちが頑張っているんですから」
分かっていることでしたが
やっぱりここにも同じ気持ちの人がいてくれました
なんだか嬉しくなりました
被災者の方々への励ましも大切
それと同じくらい応援する人たちの励まし合い大切だと感じたときでした
卒業生の子どもたち、そして保護者の方から生きる勇気と
改めて命の大切さ生きていることの意味を考えることができました
私なりにしっかり伝えていきます
感謝をこめて
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