信用と信頼 ~教え子から~
先日、福岡久留米での講演を終えたあと
博多に戻り中学校の時の教え子と会いました
彼は今年27歳
ソーラーシステム会社の営業をして5年目
会うたびに社会人としてたくましくなっています
その中で営業の楽しさ、大変さを話してくれました
一軒家に一台300万円近くするソーラーシステムの営業
ここへきて国からの補助金がなくなったことや
ある程度、全国的に広まり残っている家は
屋根が狭く設置の難しい古い家が多くなりはじめていると
「私の家はどう?」と
彼が神奈川に戻ってきたときに見に来てもらったら
屋根が狭く太陽の方向からもあまり勧められないと
その時、どんな家でも取り付けられるのではないことを知りました
契約成立による歩合制の世界
最後は商品もさることながら
いかに自分を信頼してもらえるかだと
彼がこんな話しをしてくれました
それは入社式で社長さんの訓辞の中にあった言葉だそうです
「新入社員の諸君、君たちはこの会社に「信用」された人材です
これからは「信頼」される社員、社会人になってください」
そのあと上司からも言われたそうです
信用と信頼は違う
営業で大切なことはお客さんに信頼されることだと
信用は「信じて受け入れる」の意味
信頼は「信じて頼ること」
お客さんから信頼されない限り
ソーラーシステムのオーダーは入らないということ
この5年間の彼の勉強ぶり、彼の成長ぶりは本当に刺激になります
厳しいからこそ、そこにやりがいを見つけられる彼
それを越えたところにしかない喜びと
乗り越えられなかった時の悔しさを
たくさんサッカーで体験してきているから
「僕、営業向いていると自分で思うんです」
「今の仕事、好きなんですよね」
そうか・・・
教え子から発せられたその言葉が嬉しくなりました
試行錯誤しながらも
結果を出しているからこそいえる言葉なんだろうなって
思った時でもありました
隣にいたスタッフからも
「こんな教え子いてくれて自慢ですね」って
黙ってうなずきました
信用されることと信頼されること違い
改めて考えさせてもらい
今自分のできていること、できることを考える時間となりました
自慢の教え子です
千葉の中学校での講演
やはりキャンセルになりましたが
日にちを変えてということになりました
それでも・・・
本当に嬉しい限りです
今日は明日からツアーの準備に充てます
そして次、伺えるまで成長してきます
お日様と青空が見えてきました
今日も素敵な一日になります
感謝をこめて
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