人が惚れる
青森へ行ったときで友人の会社を伺いました
友人が喜んでいるんです
「ようやく役員を置けるって」
今までいなかったの?と思いながらも
役員さんをおけた理由が
彼が今の会社をお父さんから継いだとき
借金が数十億円
何度、死のうと思ったことか
何度、会社をたたもうと思ったことか
何度、社員に裏切られたことか
零細な企業故、理不尽なことも度々だったとかと
自分の社長としての力のなさを痛感しながらも
それでも着いてきてくれた社員の方の存在があっての今
と涙を浮かべながら話す友人
彼自身、会社のため、社員のためによく勉強しています
ようやく借金を30年近くかけて返し終わるそうです
これからの10年後の会社のビジョンために
役員を置くことを決めたと
彼の顔が誇らしげでした
そしてその役員の方々も社長と会社を守る
そんな気持ちが笑顔の中に見えるんです
「なぜ、ここまで頑張れていたの?」って訊いたら
「本当に苦しいとき、助けてくれた人、お客さん
そして社員がいてくれたからに限る」と
本気で乗り越えてきた者と仲間がもつ
その人たちしか表せない笑顔がそこにはありました
私たちがついつい口にしてしまう3D
でも
だって
どうせ
育った環境が、生き方が、あの人は
できない理由、あきらめる理由
いくらでもつくることはできるんですよね
でも同じ人間なんですよね
彼から教わったことです
自分以上に動く人間はいない
人を動かしたかったら
人の心を動かしたかったら
自分が動いて納得してもらうしかないと
そんな彼に惚れた仲間が集まった会社
これからの成長も間違いなしです
私も彼の生き様に惚れている一人です
いつもイイ刺激をもらっています
誰と生きるかは
自分がどう生きたいかが先ですね
感謝をこめて
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