新たなステージがあると
久々に家にいることができゆっくり新聞に目を通していると
ある一枚の広告が目に入りました
それは
通所型のリハビリを中心としたデイサービスの広告でした
焦っているわけではないんです
できる限り父親が安心・安定した
生活を送ってもらえたらと思いつつも
安心・安定という名の
マンネリ→都合のいい解釈→形だけのリハビリ→機能回復の鈍化
このスパイラルに入っている気がしました
広告を見せ、もう少し頑張れる気がすると
私の想いを父親に伝え、一緒に見学に誘うと
意外にも「良さそうだな 行ってみようか」だって
ちょっと目が点に
善は急げ
早速連絡を取り昨日のうちに見学に行きました
太極拳やでっかいゴムボール、マシーンを使ってのリハビリに
父親の目の輝きが違うんです
「楽しいなぁ~」
この人、心から言っている・・・
色々な楽しさがあっても
やっぱり自分が主役、自力で活動でき
そこに自ら何かしらの成果を感じられ
またそれを認められ、褒められたりしたら
誰でも嬉しさと楽しさは倍増します
まさに好きこそものの上手なりです
それともう一つ
同じフロアーに父親と同じくらい、もしくはもう少し状態の軽い人が
7~8人いるんです
父親の目はそして顔は
リハビリ病院にいるときの顔に変わっていました
周りの人をよく見ているんです
俺もあそこまでなる! なりたい!
何をするかより誰とするか
類は友を呼ぶ
本当にそうでした
逆に思いました
やりたかったんだろうな・・・
言いたかったんだろうな・・・って
言えない理由、言わせない理由を父親に
私たち家族が作ってしまっていたのかも・・・って
流れる水は腐らないんですよね
見学を兼ねたリハビリが終わると父親が
「勇人、俺ここにこれるのか?」だって
「来たいの?」
「やってみたい」
担当のケアマネージャーさんとPTさんに相談
週に2回の新たなリハビリが始まりそうです
「いつから行けるんだ?」の言葉に
家族みんな笑ってしまいました
でもみんながまた新たなステージへ一歩を踏み出し
動き出した喜びを感じたときでした
あとは楽しく続ける工夫をするだけです
部活の恩師からもらって大切にしている言葉です
目標(夢)と情熱と行動を失う者の世界は
一瞬にして妬みに変わる
「9月1日の誕生日には自分で歩きたいなぁ」
歩けるよオヤジ
歩いて何したい? オヤジ
宝地図リニューアルしましょう
77歳よく頑張っています
私の誇りです
自慢のオヤジです
私も楽しく頑張ります!
今日も素敵な一日になります
感謝をこめて
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