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2年2ヶ月前の約束 ~命が輝き、心が伝わる卒業式~

2年2ヶ月前の約束 ~命が輝き、心が伝わる卒業式~


昨日は愛知県豊橋市立東陵中学校の卒業式に
参加させていただきました

今から2年2ヶ月前の2013年1月
1年生の学年主任先生が総合的学習の時間で
3年間かけて命のことに色々な角度から
生徒さんたちに取りくませたいと
私を呼んでくださいました

そしてもう一つ、命に取り組む理由がありました
それは生徒さんたちが入学したての6月に
学年主任の先生が事故でお亡くなりになっていました

命の授業を真剣に聞く1年生さんの姿
そして最後に「負けないで」を歌ってくれました
1年生でここまで歌えるか?
というほどの歌声にビックリ

でもその理由がすぐに分かりました
学年主任の先生が音楽の先生であること
そして7月から学年主任になられ、
それから半年ですでに生徒さんたちと心が
1つになっている先生でした

講演後、その先生たちと生徒さんたちの姿に
感動と感謝を込めて
「2年後の君たちの卒業式ので成長と歌声が楽しみですね」
と言いました

すると後日、学年主任の先生よりお礼と
彼等を成長させ卒業式に来てもらえるようにします!
のお手紙をいただき
「楽しみにしています」と約束をしました

あれから2年2ヶ月、昨日が3年生の卒業式でした
私も中学の教師だったので
この中学佼3年間で生徒さんたちの成長がどれほど凄いかは
分かっていたつもりでいましたが

現場を離れ月日が経ち、昨日の3年生の生徒さんたちを見て
これほどまでに成長するものか・・・と
予想を遙かに超え感動を通り越し驚きました
一番感じたことは心が育ち一つ一つの言葉や行動、そして歌に
心がこもり命が輝いているんです

命と心で歌っていた「15歳のキセキ」
本当に素敵な合唱でした
そして男の子も女の子も涙を拭きながら
一生懸命に打ったいる姿は感動的でした

大切に思うものに一生懸命に、本気で打ち込んできた
人にしか流せない美しい涙がありました

教員時代、先輩から言われた言葉が
世の中には数多くの仕事の中で、悔し涙は流すことはあっても
うれし涙をながせる仕事はそれほど多くない
教師はうれし涙が流せる仕事の一つだと
先生の涙する姿にその言葉を思い出しました

この子たちそんな先生方に出会えて幸せだなぁ~
先生方の想い一つで、情熱一つで
ここまで子どもたちは変わり成長できるんだよなぁ~

たくさんの幸せを感じさせてもらった時間でしたし
改めて子どもたちの持っている可能性の凄さも
感じたときでした

誰と出会い、誰と生きるか、本当に大切です
私にとって学年主任との出会いは人生の宝物の一つになりました
本当に素敵な先生です
日本中にこんな先生がたくさんいてくださるんです

親では味わうさせることのできない、手に入れさすことのできない
子どもたちのとって人生の宝物を手に入れる環境を
作ってくれるのが学校であり、先生方なんです

学校ってイイところです
私は学校が生徒が先生が大好きです
日本中の学校へ伺える私は本当に幸せです

今日は午前中、東京都江戸川区で
障がい者教育に力を入れている中学校に伺います
素敵な出会いが待っています
私も命、輝かせます
感謝をこめて


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