愛の授業
昨日は福祉関係の会社様の研修で
話をさせて頂きました
講演が終わり質問タイム
一人の女性が手を挙げ
話をはじめてくださいました
実は主人が事故で4年前に首の骨を折り
今でも首から下が完全麻痺になっています
呼吸器も装着しているため声が出ません
先日、腰塚さんのお話を聞くって主人に伝え
ムービーとDVDを一緒に観ました
そうしたら主人が口パクで
愛の授業だね
手足の動き回復して良かったね
これからも頑張ってと伝えてと
そして奥様からは
本当に生きていてくれてありがとうございますって
逆に私が愛の授業を受けさせて頂きました
講演後、奥様と抱き合って泣くことしかできませんでした
奥さんの気持ち妻と同じなんだろうな・・・
旦那さんの気持ち痛いほどよく分かりました
お二人の気持ち痛いほど分かりました
忘れていたのか、隠していたのか分かりませんが
10年以上経つのにあの時の言葉では言い表せない
モヤモヤした胸が締め付けられる感情が
身体の内側から吹き出してきました
大変なんです
大変すぎるんです
でもその中でも生きているんです
今できることにベストを見つけ
時にあきらめ、時に折り合いをつけ、時に夢を追い
その中に小さな幸せを見つけ生きていくしかないんです
今を生きるしかないんです
何か力になりたい・・・そう思いながらも
一体何ができるのだろう
何をしていいのだろう
自分の状況に置き換えた時
入院中お見舞いに来てくださる方の存在が何よりの喜びでした
会いに行かせてもらおう
そう思いました
大切な心友に夜電話をしました
そこでも聞きました
俺、何できるかな?って
そうしたら心友は
そのご夫婦にとってあなたはある意味生きる光
今を一生懸命、元気で生きている姿を見せることが一番じゃないって
だから頑張り過ぎちゃダメだよって
ご夫婦のこと心に思い続けながら
今を自分のできることを自分のために
そして大切な人のために生きていこうと思えました
気持ちが楽になりました
そして動く手足、もっと人のために使おうと思いました
奥様にお会いでき嬉しかったです
ご主人にお会いできる日を楽しみにしています
今日も素敵な一日になります
感謝をこめて
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