今日を生きる ~山口の親父さんご夫妻~
今日を生きる ~山口の親父さんご夫妻~
鹿児島からの帰り、4ヵ月ぶりに
山口県のご夫妻を訪ねることができました
親父さんはおそらく私の人生にとって
3本の指に入る厳しいことを言ってくれる大切な方です
1年半前にお母さんが大病をされ
それから親父さんが看病をしながら
自宅での治療継続までに回復されました
お見舞いに行くたびに、知り合いの先生が
「俺も会いたいから」と駅まで迎えに来てくださり
感謝でいっぱいです
親父さんの
「俺が代われるものなら代わってやりたい」
奥さんの
「あなたじゃ耐えられないわよ 女は強いから大丈夫」
ここまで二人して乗り越えて来られた
二人にしか分からないご夫妻の会話が
温かくも、私には想像もつかないものでした
ただ一つ分かることは
乗り越えようとしているのではなく
病気と今の生活環境を背負って生きると
ご夫妻が覚悟を決めていること
その中に喜びと感謝を見つけ今を生きているご夫妻
お母さんの笑顔が素敵で
その顔を黙って見つめる親父さん
ご夫妻で頑張れること
そして夫婦でさえ、なんともできない
それぞれ一人の人間として今の自分の人生と
向き合わなければならないこと
できること・できないこと
人に任せなければならないことがハッキリすると
今、自分がすべきことに集中できる気がします
「この4か月、良くあなたも踏ん張ったね」と
親父さんからかけられた言葉に
涙が出そうになりました
お二人の元気な顔にホッとしましたし
私が元気をもらいました
どんなことがあったって
自分の人生の主人公は自分なんですよね
どんな環境に置かれてもどう今日を生きるかを
決めるのは自分なんですよね
私も自分の人生から逃げない
そして考えることを止めない
生き方、命の使い方を日々しようと思います
そう生きることが今は苦しくても
「あの時は・・・」と振り返えり笑って言える日に
つながると思えているから
今日も命を喜ばせます
感謝を込めて