穏やかな海
「命の授業」の腰塚勇人です
昨日は岩手県雫石での講演の予定でした
しかし、地震の影響で被災された方、避難所にいっらしゃる方
身内で亡くなられた方々のお気持ちに主催者様が配慮をされ
今回は中止になりました
当然の判断であり、被災者の皆様には
心よりお見舞い、お悔やみ申し上げます
震災が起きてから自分なりにできることをしています
その中の一つに車を極力使わない生活をしています
息子と二人で自転車に乗って片道1時間半ほどかけて
八方除けで知られている寒川神社へ行って
被災者の皆様の心身の疲労の回復、住んでいらっしゃる場所の復興
それとこれ以上原発の状況が悪化しないようにお参りをさせ頂きました
お参りが終わると息子から津波の話が出たもので
1時間近くかけ海まで行きました
砂浜に降りこの海岸線の延長に被災地があること
また近くにあったマンションで津波の高さを想像しただけで
その威圧的すぎるパワーに恐怖が体中を走り
被災地の方々に向かってと
今こうして生きていることに
手を合わせずにはいられませんでした
そんな気持ちを穏やかにしてくれたのが静かな波の音でした
静かというより私たちが知っている当たり前の波の音でした
何事もなかったようにいつもの音を立て
いつものように砂浜に波を打ち立てていました
そして沖の方は穏やかでした
その時感じました
何も起きていないことが
何もないことが
当たり前のようだけど
本当は一番幸せなんだと
当たり前のように過ごし、生きていられることが幸せなんだと
その幸せをあなたはどう解釈してどう生きる?
この地震からの強いメッセージの一つだと感じました
今、私が講演で話をしていることとケースは違っても
行き着くところは一緒のようです
かわりのない今の中にある幸せに気づく・・・
そこに生きていることの本質がある気がします
たくさんのことを気づかせ、教えてくれるのは
良い意味でも悪い意味でも
やっぱり自然なんですね
今でも波の音そして穏やかな海
身体の中に残っています
今自分にできること続けます
感謝を込めて
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