外見は何も変わっていない・・・
「命の授業」の腰塚勇人です
昨日は福島県飯野中学校で話をさせて頂きました
昨年の12・5ぶりの福島講演です
3・11の震災後初めての福島です
福島に着いたら昨年の主催をしてくれた会社の社長さんに
会いに行こうとおもっていました
福島駅を降りたら・・・
多少地震の爪痕???と思う所はあるものの
12月と町はほとんど何も変わっていないんです
しかし、会社に行って社長さんに話を聴くとやはり一番深刻なのは
目に見えず、臭いもしない放射能による体内被爆・・・
一番心配なのは子どもたち・・・
その彼か福島復興のため立ち上げたプロジェクトがあります
明日伝えさせてください
そのあとすぐに飯野町に
そこで今回、主催をしてくださったライオンズクラブの方々と
中学の校長先生、PTA会長さんと打ち合わせ
その話の中にはニュースで知る情報が現実そのままでした
学校の中で放射能の汚染濃度が高いところは
グランド・側溝・雨どいだそうです
そのため体育も部活も全て体育館のみ
グランドの活動は一切なし
その上、授業はこれから暑くなるのに窓を閉めっきり
扇風機での対応だそうです
原発事故以来、子どもたちは外で遊べない状態が続いているそうです
「大人以上に子どもが我慢している・・・」
そんな声が聞こえてきました
皆さん放射のことを口にしなくなっています
なぜなら先が見えなく話すと落ち込むからだそうです
また、福島県産、福島の人・・・という風評被害に心を痛めています
物質的生活環境は変わっていないんです
でも原発の事故による放射能汚染でのダメージは住民の方に
先の見えない不安と苦しみ
そして産業・経済へのダメージに繋がっています
「強制退去の人たちのことを考えたら私たちはまだ幸せです・・・」と
皆さん耐えていました
「今、住んでいるところが大好きなんです 離れたくないんです」
この言葉が心に刺さりました
宮城の石巻・南三陸、そして今回の福島飯野町
来てみてはじめて分かること
住民の方と話してみて分かることがたくさんありました
その中で、保護者の方が、先生方が子どもたちを守るために
本気で生きている姿を見せてくれている方が多かったことに
感謝の気持ちでいっぱいになりました
講演の最中の子どもたちの笑い声と目の輝きに
私の方がたくさんの力をもらったときでした
また必ず伺います
感謝を込めて
今日は和歌山紀ノ川での講演です
皆さんにお会いできること今から楽しみです!!
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