努力は裏切らない ~息子のサッカー~
先週末、地区のクラブチームの試合があり
10年ぶりに優勝したそうです
私は富山で仕事があり応援しに行けませんでしたが・・・
実は息子1年前までは
決勝で破ったチームのBチームにいたんです
彼がサッカーをするきっかけは
テレビの影響と友だちがやっていたからで
勝つ、強くなることが目的より
やっていてストレス、プレッシャーがかからない
彼なりの「楽しい」理由が一番で
親として歯がゆさを感じながらも様子を見ていました
サッカーをする目的が違うので
練習の指導の仕方、質が違うことには親として納得していましたし
君が本気でうまくなりたい環境はAチームだよとも伝えはしました
それに対し、息子は上手くなりたいけど・・・
彼なりにAチームに行ったらその選手たちとの実力の差に
かかる自分のプレッシャーとストレスは当然頭の中で計算し
都合の良い理由ばかり並べ
親からすれば逃げて、ごまかしている・・・
そう感じ取れることも度々でした
ある時、息子がチームを変えたいと私に言いました
その理由は彼なりに色々とあったのですが、私が彼にいったのは
「自分が精一杯のことをせず
環境や人のセイにしているうちはどこへ行っても同じ」
そして初めて彼に伝えた言葉です
「富士山の頂上に立ちたかったら頂上に立つための準備が必要
世界一の山に登りたかったらそのための準備を自分からする必要がある」と
目標と準備の話しをしました
どんな仲間や指導者に出会うかで
息子の成長も大きく変わることは分かっていながらも
一番大切なことはサッカーに限らずどのような環境であっても
まず本人の年齢に応じた人間力でありその力のベースは
親がつけるものだと考えています
変更のチャンスは一回
自分の目標を叶える努力をすることを約束し
チームを変わりました
あれからちょうど一年です
彼の目標はまず、4~6年生50人のチームで
スタメンになるでした
最初は当然、練習試合にも使ってもらえませんし公式戦は応援
彼自身、おそらく自分への葛藤の連続だった気がします
その中で私が言い続けたことは
「練習は裏切らない」「準備が足りないだけ」
彼の武器はでかいことで
そこだけは監督とコーチの目を引いていたようです
そしてもう一つあるとすれば
親がいう事ではないかも知れませんが真面目なところ
実は彼、朝の6時15分から7時まで
毎日一人でボールを蹴り続けていました
そしていつから、コーチが息子に特練をしてくれようになりました
彼もそれが嬉しくその期待に応えようと頑張っていましたし
親としてもありがたかったです
半年くらい前からは試合に出たよ! 得点入れたよ!
サッカーが面白いの声を聞くようになりました
彼のサッカーに対する意識、質が変わりはじめていました
どこのポジションやってるの?
トップやフォワード
内心、でかいもんなぁ~
自分の成長を自分の努力によって感じ始めてくれている
彼がいることが親として一番嬉しかったです
そして、地区の決勝
奥さんからはたぶんベンチだと思うと聞いていたましが
メールで「スタメンで出たわよ!」
ビックリでした
そして結果は1得点、2アシスト
3ー0で勝ったそうです
実は決勝リーグに入った10日前から
5時半に起きチームメイトと朝の自主練もしていました
みんなで喜びました
監督、コーチ、チームメイトと保護者の皆さんには
感謝しかありません
そして、こいつやるじゃん
我が子ながらに嬉しくなりました
これからも彼の成長を見守り、応援したいです
今、愛知県田原市の小学校に向かう新幹線の中です
息子に負けないよう
今日も素敵な一日にします!!
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