ブログ

特性とレッテル

特性とレッテル


「命の授業」の腰塚勇人です

今日、同僚の先生と生徒の話をする中で印象に残ったことがある

それは個人的な見解ではあるが、
養護学校特有の見方かもしれないが、よく生徒一人ひとりの
「障害特性」という言葉をよく使う

その障害特性を認識することで生徒の生活であったり
学習面に有効的なサポートができ、生徒自身の成長を促すことができる

確かに私自身も自分の身体の障害に焦点を当て
少しでも機能的回復に向けアプローチをすることは生きていく上で
とても重要なことだと感じている

しかし同僚と話をする中で共通の認識であった一つに

「障害が先か」「人格が先か」というところであった

私のことで言うのであれば、腰塚に障害があるのか
それとも障害者の腰塚なのか


この視点は大学院で学んでいるときから私にとってものすごく
大きなテーマの一つであった

どっちが先かで、その人への思考や感情は
全く変わってくる気がしている

違う例えをするのであれば

「○○ちゃんが悪さをしたのか」「悪さをした○○ちゃんなのか」

これによっても、いつの間にか悪いことを叱っているつもりが
「だからお前はこうなんだ!!」人格を否定していることになっていたり・・・

私も障害者である前に一人の人間である
障害がいいか悪いかは別にして、一つの特性でしかない


この視点はいつどんな時も持ち続けていたいテーマである


ペタしてね


関連記事

アーカイブ

カテゴリー

講演関連情報
全国各地から届いた皆さんの声を
是非ご覧下さい
講演の主催をお考えの方
書籍&グッズ
PAGE TOP