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あれから一年 (1)

あれから1年 (1)


「命の授業」の腰塚勇人です

自分の誕生日から毎朝5時くらいに起きて片道で20分ちょっとかかる
近くの神社へほとんど毎日散歩をしています
朝空気が冷たく気持ちがいいです

ちょうど朝日が昇る時でその時の太陽の光は何とか波が?出ていて
浴びると体にとてもいいという話を聞きました(不明確でごめんなさい)

でも本当に気持ちがいいんです
散歩をするたびに幸せを感じています

実は去年の今頃は職場の人間関係で悩み自律神経失調症になり
学校を長期で休みはじめた時でした

初めて精神科を受診し先生から
「よく来ましたね」と言われたその言葉が
本当に的を得ていて、私の心を表した言葉そのままでした

心が風邪をひいた状態などという優しいものではなく
苦しくて苦しくてたまりませんでした

寝ても覚めてもその人の顔が頭から離れない・・・
長年一緒にいてくれる奥さんに失礼なほど四六時中思い出す

今の現状を職場の仲間に話せば迷惑がかかる
奥さんも言いたいけど言えない・・・
自分が情けなくって仕方ない

妻に相談したのは正直もうこれ以上心と体が持たない・・・
という一歩手前でした

自分のことより家族を守りたい、生活を守りたい気持ちで
自分なりには踏ん張ったつもりです

一番怖かったのは長い療休に入った時の経済的ダメージと
復帰できるか?
俺の居場所はあるのか?

毎日その不安に悩みに悩み、
学校の駐車場で車を降りるのがやっとの状態を続け
風邪を肺炎ぐらいまで悪化させていました

生徒たちをはじめ、たくさんの人たちへの申し訳なさでいっぱいでした・・・

妻の自分のペースでいいよと
息子のパパ毎日家にいてくれてうれしいに
家族の大切さを感じたときでした

カッコ悪い父親であると思っていない自分がいました
今は自分を守ってあげることがベストな選択
と思える自分がいて

その中で、素直にありのままの自分を出せる家族の存在は
本当にありがたかったです

そう思いながらも今自分にできること
現場復帰のための心身共に体力はつける必要性は感じていて
少し元気になってから神社までの散歩を始めました

それがちょうど一年前です

あの時の散歩は修行のようでした
というか自分で修行にしていた気がします
自分に対してなのか、相手に対してなのか、それとも他の何かに対してなのか
そして俺って何者?

自問自答の中、黙々と歩いていました
一日の過ごし方も決めたスケジュールをこなし続けました

それでも職場にいるときと比べたら比較にならないくらい気持ちは楽でした

ある朝、歩いてふと真っ暗な空に目をやった瞬間
偶然にも流れ星をみることができました

「あっ!!」と思ったのですがすぐに消えてなくなりました
でもその先には空が赤くなり始めている光景がありました

その時ふと思い出した言葉がありました

「明けない夜はない」

なんだか気持ちが軽くなった気がしました
自然の偉大さ優しさを感じた時でもありました

下ばかり向いていた自分に気がついた瞬間でもありました

つぎの瞬間から上を向いて歩くことにしました

そして「よく悩んだね」って
自分に言ってあげました

あれから一年
ほら、やっぱり幸せになれている
ほら、やっぱり明けない夜はなかった

人生凹んだ後は必ず最後はハッピーエンド
私の確信です

そして奇跡がまたまた

つづく


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