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6つ目の誓い

6つ目の誓い


「命の授業」の腰塚勇人です

先日、山形県鶴岡にある歯科医の心友のところへ歯のメンテナンスと
忘年会の参加のため行ってきました

今年9月に鶴岡で一般講演をさせて頂いたとき
そこに起こしいただいた先生のお一人が心友の出身中学の先生でした

その先生とお別れするとき
「先生をうちの学校にお呼びしたいです!!」と言って頂きました

心友も自分の母校に・・・という気持ちを持っていてくれ
先日その希望が実現しました!!

全校では調整が難しく先生が在籍する3年生での講演でした

当日は寒い体育館の中、3年生の生徒の皆さんは真剣に私の話に
耳を傾けてくれました

話が終わり校長室で待っていると
3年1組の生徒さんが私を呼びに来てくれました

「先生、給食の準備ができました!!」と

クラスに6つある班の中の1つの班で一緒に給食を食べました
こちらでは珍しい、ハタハタという魚の唐揚がありました

担任の先生はその日、私が訪問してからほとんど私への対応か準備に追われ
クラスの生徒さんにつけていられなかったはずです

でも生徒さん達が動いてくれているんです
これって中学の教師をしていた私にも経験ありますが
担任がいなくても自分たちでまとまり自主的に動けるクラスって

「任せたね」「頼むね」言える事
そして動いてくれることが、誇りであり、自慢なんです

給食を食べているときの班の生徒さんの様子を見て、
このクラスが落ち着きまとまっていることはすぐに分かりました

給食が終わってしばらくすると
1組の生徒さん達が隣の空き教室に私を呼んでくれました

黒板には5つの誓いが書かれていて
生徒さん達が校歌を歌ってくれたり
5つの誓いを読み上げてくれたり
私のためにたくさんの準備をしてくれていました

そして色紙のプレゼントがありました
「私たち3年1組で作った6つ目の誓いです」と

そこには

「人生は 人を愛するために使おう」

と書いてありました
私は黒板に書いてあった5つの誓いの隣に6つ目の誓いを書き足しました

その瞬間、とっても懐かしいものを感じました
それはつい10ヶ月前まで当たり前と思っていたチョークを持っての黒板での板書
チョークの感触とチョークが走る黒板の感触と音
懐かしさより新鮮さの方が強かった時でした

学校に戻りたい・・・そんなことまで思ったときでした

来週からは受験する高校を決める面談=進路を前にしての私の講演でした
不安な気持ちや投げ出しそうになる気持を持っている生徒さんもいる中で

その気持が自分のことを大切に思っているから生まれるものであることと
決して一人ではないということを講演の中では話させてもらいました

心友も喜んでくれました

でもその何十倍も私の方がたくさんの宝物をもらい
幸せな気持ちでいっぱいでした

「また来てください」「1、2年生にも話をしてあげてください」の
生徒さん達の言葉が嬉しかったです

6つ目の誓い
「人生は 人を愛するために使おう」

その人の中に自分も入れて
この6つ目の誓い、私も大切に生きていきます

鶴岡第三中学校の3年生の皆さん
出会ってくれてありがとう
幸せな時間をありがとう
必ずまた伺います

感謝をこめて


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