託せる人がいる・話せる人がいる


「命の授業」の腰塚勇人です

昨日の朝、親父が脳梗塞になりました
ブログをアップしようとした時の出来事でした

「お父さん脳梗塞で身体が動かない・・・」
テンパって泣いている母をなだめていたつもりが
実は一生懸命、「なぜ、病院にいるのに・・・」と
自分が感情を沈めていました

ブログどうしよう・・・このまま書いたものを載せるか
いや、やめるか

でもその時の今の気持ちをちょっと素直に書けたら
自分の中で少し気持ちが落ち着きました

不謹慎かも知れませんでした
でもそのことによって昨日一日
病院で親父に会ってからは冷静でいられた自分がいます

そして、読者の皆様からのコメント
本当に嬉しかったです

今日からのブログどうしよう・・・と思ったのですが
続けさせてください

愚痴になったり
弱音を吐いたり
時には良い子になってしまったり
時には人のセイにしてしまったり
自分が書いて、講演会で言ってきたことと
矛盾することがいっぱいかも知れません
不幸をまき散らすことになるかも知れません

それでも書かせてください
甘えさせてください
助けてください

親父とお袋の二人を守ってあげたいので


親父は意識は戻りました
しかし、左半身が今の時点では全く動きません

脳の血栓も取るための治療が色々な理由でできない状態です
どこまで回復するかより
どこまでで脳の損傷を押さえられるか
今はドクターに任せるだけです
親父の生命力を信じるだけです

正直、悔しいです
辛いです
一人でいると自然に涙が出てきてしまいます

代われるものならなら代わってあげたいです
ただただ大丈夫って父親にも、家族にも、そして自分にも
言い聞かせるのでいっぱいです


会って最初に親父が言った言葉
上手くしゃべれなくなりながら「今日、講演は・・・」
仕事には厳しい父親でした

私が講演家として生きていくと決めて
一番心配したのは父であり、一番陰で応援してくれたのも父でした

親父も命と人生と向き合い今、頑張っています
私も今、自分の命が喜ぶ生き方、今自分の人生ですべき事
そして親父が求めているもの、喜ぶ生き方を考えたら

いつもと変わらずにご縁をいただいた講演を大切に
今日を本気で生きることだと決めました

ご批判を受けるもの承知です

でも、親父を託せる家族と弟がいるんです

「心配しないで行ってこい」の弟の言葉は嬉しかったです
家族のまとまりが試されている気がします

そして私の父親です
ちょっとやそっとで折れる人ではありません

大丈夫、私の父親です
大丈夫、たくさんの人に守られ、愛されている人です

メールや電話で話をさせてもらえた友人の存在が
本当にありがたかったです

今、気持ちが落ち着いている自分がいます

感謝を込めて