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支えてくれて、包んでくれてありがとう

支えてくれて、包んでくれてありがとう


「命の授業」の腰塚勇人です

昨日の午前中、新潟県村上市での講演を終え
神奈川に帰ってきました

そして、10日ぶりくらいに親父の病院へ行くと
もの凄く、さわやかでにこやかな顔をしている親父

「親父いい顔しているじゃん」

「今、お風呂入ったばっかりなの」と母親

風呂が大好きな親父
病気になるここ2年前くらいから
笑うことが健康に良いんだと

お風呂に綾小路きみまろのテープを持ち込み
毎晩、笑いこけていたようです

ある時、その笑い声が苦しいうめき声に聞こえたようで
隣のおばさんが慌てて「ご主人お風呂で苦しんでいるわよ!!」と
飛んできたこともあったそうです

退院してもできるだけお風呂に入れてやりたい・・・

そして当たり前のように入れるお風呂
健康じゃないと一人ではいることは厳しく
毎日、ある意味入りたいときに入れ好きな時間だけ湯船につかれること
個人的にはやっぱりそれだけでも幸せだと感じます

そんなことを親父の顔を見て思っていたらお袋が

「あんた昨日、新潟の村上で講演だったでしょ?」って

「お袋に言ってないよな・・・パソコン使えないし・・・」
「そうだったけど、どうして知ってるの?」

「あのね、看護師長さんの出身村上で
 今でもお母さんが住んでいらっしゃるんだって」

「師長さんあんたのブログ読んで
 お母さんに連絡をして友だちを講演に誘ってくれたみたいよ」

ビックリでした

親父の担当の看護師さんは岩手の大槌出身で
お姉さんは昨年、釜石で講演をした時に話を聞いてくださっていました

そして師長さんは村上出身・・・

なんだか親父がこの病院に入院することは決まって
出会うべくして出会っている人だったようです

そして今、12月末の退院後の同居に向けて
横浜の実家の売却やリフォーム、そしてケアマネージャー捜しと
実はプライベートも結構忙しいんです

でも、凄いんです

「家はお父さんのお城だったんですから」と
献身的に売却先を探してくれる不動産にご縁を頂いたり

教え子のお母さんがケアマネージャーをしていたり
親父も私たち家族もたくさんの方から
守られ応援されていることを実感します

入院当初から、皆さんのお気持ちに答えることは
親父の事、家族の事を思いやり、助け合い、支え合い
その時々の気持ちや喜びを分かち合いながら
笑顔で生活をすることだと思っています

ケアマネージャーを引き受けてくれた教え子のお母さんから
頂いた一言にハッとさせられました

「先生、これから長丁場のご家族でのマラソンが始まりますから 
 誰一人リタイヤすることのないように
     無理せず、気楽に、気長に行きましょう」と

肩の力が抜けたときでした
心が温かくなったときでした

この人には「助けて」が言える・・・と思ったときでした

自分のできることだけを、自分のできることからはじめればいい
あとはお願いすればいい

こんな人たちに囲まれて幸せです
感謝の気持ちでいっぱいです


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