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当たり前の生活を夢見た13年前

当たり前の生活を夢見た13年前


昨日は首の骨を折って全身麻痺の身体から
たくさんの方々に命と人生を救ってもらい
身体に傷害は残りながらも
杖と車いすの併用で病院を退院した日でした
奥さんの誕生日でもありました

最後は自己責任という形で
歩くときは必ず隣に誰かが着くという条件付きで
周りからはまだ早い!!と文句いっぱいでしたが(笑)

でも、夢見ていたんです
家での当たり前の生活を
当たり前の家族との生活と仕事への復帰を

病院にいるときの当たり前は自分が「病人」だということ
入院する前のいつもの自分でも、本当の自分でも
なくなるし、いられないんです
良くなるため、回復するためであると分かっていても
行動も食事も行動範囲も1日24時間の使い方も
全て制限され、その多くの時間がベットの上
それが当たり前

いつも思っていました
早く家に帰りた~い
家での当たり前の生活をした~いって

当たり前の中にある幸せの一つが
自由があること、自分で選べることができること
そしてそれを自分ができることであると感じています

退院してから13年間
おかげさまで、その後入院することなく
毎日を生きることが今日までできました
社会復帰をすればするで
色々ありましたし、あって当然です
今でもあります

でも、入院していたときのあの環境と比べたら
幸せすぎるくらい幸せです
だからこそ、今を大切に生きようと思いますし
もう入院生活をしなくてすむよう
自己管理にも気を配っています

昨日もそんなことを思いながら
自宅から日光市内の小学校の家庭教育講演会に
車で伺いました

寝たきり、車いすの時
また、どこに行くにも誰かに連れて行ってもらう体験から
自分で車を運転して行きたいところへ行け仕事ができる喜びと
自分の食べたいものを食べられ
夜、自分のベットの布団に入れる幸せを
改めて感じた一日でした

もう病院の当たり前にはもどりたくないです
だからこそ今、当たり前にいてくれる人、当たり前にある環境
そして自分の身体への感謝を忘れず、これからも大切にし
自分自身の、大切な方々のドリー夢メーカーを意識して
毎日を生きていきます

毎日が喜びと幸せです
今日も素敵な一日になります
感謝をこめて


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