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テリーありがとう・・・

テリーありがとう・・・


「命の授業」の腰塚勇人です

さっき母から電話がありました
電話口で泣きながらテリーが静かに逝ったと・・・

親父の定年退職祝いに散歩の相手と
息子二人が家を出てしまっているので
話相手にと思いプレゼントしたシェルティーの女の子です

14年半一緒に生活をしてくれました

いつも親父からは嫉まれていました

「お前が来るとテリーは鳴き声や甘え方が違うと・・・」

「そんなのテリーに聞いてくれ!」と相手にしていなかったのですが
内心嬉しかったです

出会いは彼女が生後2か月の時でした
手のひらにのり「クンクン」と鳴いていたことを思い出します


この2年はだいぶ足が弱くなり、歳をとったのが明らかで
寝ていることが多くなりました

年明けからは鳴き声や食欲も細くなり
「この夏もつかなあ・・・」と父・母と話をしていました

実家に行き彼女に会うと力を振り絞り喜んでくれました
しかしその目は何かを訴えているような眼差しでした
何かをしてあげたい、でも何をしてあげたらいいのか・・・

頭と身体をさすってあげることしかできませんでした

ここ4・5日急に容態が悪くなったようです
母は彼女の隣で毎晩布団をひいて一緒にいたそうです

その間も母はかかりつけ獣医の先生と連絡をとりあっていたようなのですが
昨日より苦しそうに鳴き続ける姿に
先生が家に来てくれ最後を静かにむかえられたようです

母も父もテリーが死をむえるにあたって
「今できることはやった」という気持ちと

テリーが実家に来てからずーっと診てくれていた獣医の先生は
「14年半テリーは腰塚さんと一緒で幸せでしたよ」という言葉に
救われていたようでした

テリーが喋れたらどんなことを伝えたかったか分かりません

でも、父も母も私も感謝の気持ちしかありません

最後、彼女と一緒にいてあげられなかったこと
そして最近会っていなかったこと

やっぱり心残りです
後悔してしまいます

「いつでも会おうと思えばえいつでも会える」は良くないです
「まだ大丈夫」も勝手な思い込みでした

気になってそう思ったら行くべきでした・・・

ただただ悲しいです
ただただ悔しいです

自分を被疑するつもりはありません
テリーもそれを望んでいるとは思いません

今は、しっかり悲しんでテリーの冥福を祈り、
出会ってくれたことに感謝をするだけです

でもやっぱり死は悲しい




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