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サプライズをありがとう

サプライズをありがとう


「命の授業」の腰塚勇人です

福島で腎臓病患者友の会
設立30周年記念でお話しをさせて頂きました

そこに友人がきてくれていて
講演後、私をある方のお家に連れて行ってくれました

そのお家には一昨年の12月にはじめて伺いました
その時のこと「52歳」というタイトルでこんな風に書いていました

http://ameblo.jp/inochi-jyugyo/archive9-201012.html

そうなんです 盆栽屋さん
友人に会うたびに盆栽のご家族の事を話していました
それを彼は覚えていてくれて
サプライズで私を連れて行ってくれました


今は2代目のお父さんと3代目の息子さんで盆栽を育てています
2代目のお父さんは奥さんと共に
今日からベルギーへ盆栽の教室と講演会に向かうとのこでした

そうなんです
盆栽の世界では世界的に知られている方なんです


その生き方、こだわりといったら
やっぱり半端じゃありません


「今こうやってお酒を飲んでワイワイやっている時は
 気さくでイイ親父なんですが
 一歩仕事となり盆栽に向かうと 近寄れないくらい真剣なんです」
と3代目の息子さん

「俺が生きているうちはお前のことは認めない」と
言われ続けてきた二代目のお父さん

しかし、一代目が歳をとり
手が思うように動かなくなり
昔のように思い通りの仕事ができなくても
決して二代目の前では弱音を吐かなかったそうです

その裏で一代目の盆栽の格を落とすことはできないと
二代目が影で手をかけ直していたそうです

「それでも、親父は知っていたのか、知らなかったのか
 最後まで俺を認めてくれなかった・・・」と


三代目に対し
「俺も生きているうちはお前は認めない」
 でも手がおぼつかなくなったら、あとは頼むぞ」だって

もっと素直になればいいのに・・・と思いながらも
素敵な親子の姿
素敵な師と弟子の姿を見せて頂きました

阿部さんという方です
庭にならべてある盆栽は圧巻です
一度観る価値ありです


しかし決して売っては下さいません
「教えることはする」
「でも、うちはお金のために盆栽はやっていない」
と言い切るお父さん


一代目から魂が込められ、それを受け継ぎ今にあるからこそ
誰にこびることもなく堂々と存在感とたくましさを示す盆栽は
今の時代、どこか失いかけている
人の生き方を思い出させてくれるものに私は感じました


本物の職人ってこういう人のことを言うんだと思います

機会があったら是非寄ってみてください
またお母さんも素敵な方なんです


心にたくさんの栄養を頂きました
また伺います!!
サプライズをしてくれた友人にも感謝・感謝です


今日はこれから広島です
素敵な一日になります

感謝をこめて


ペタしてね


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