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カッコイイお店

カッコイイお店


「命の授業」の腰塚勇人です

昨年9月に高知で講演をさせて頂いて以来
親しくさせてもらっている友人がいます

高知の人や土地の魅力をたくさん・たくさん教えてもらいました
その友人から
「ちょっと連れ行きたいお店があるんだけど」と

「どんなお店?」と訊くと

「ナイショ!」
「楽しみにして」と・・・

友人の車の助手席に乗り
楽しみ半分、不安半分
期待しながら、あまり期待しても・・・

車は ???と思う風景にさしかかり
「あれ? 前にこの道走ったことがある?」

その道は昨年9月に
明徳義塾高校で講演をさせてもらった時に通った道でした
海沿いのくねくね道が、いつしか山道に
その山道がいつしか、本当にこの先に学校なんてあるの?っと
不安になったほどの山奥だったことを覚えています

またこの道を通ってどこ行くの?
家らしき建物なんて全く見えません・・・
予想通り不安が倍増・・・あたりは真っ暗・・・

「もう少しで着くよ」の友人言葉に
「ホントかよ・・・こんなところに何があるんだよ・・・」

最後はその山道からもそれ、急坂を下ることに
海のにおいがかすかにし
その先に家らしき明かりと、お店らしき看板が数件見えました

何でこんなところにお店が?
なに屋なんだ?

そこは伊勢エビ料理のお店でした

「ここの伊勢エビうまいぞ~」友人の声に
伊勢エビを食べれる嬉しさより
何でこんなところにお店があるの?と思う疑問の気持の方が強かったです

中に入りメニューを探しましたが、どこにもないんです
友人にメニューはと訊くと「ないよ」と・・・

すると友人はお店のマスターに
「いつものコースを二人前お願いします」とだけ伝えてました

何が出てくるのだろうと、期待でいっぱいになり
出てきたコース料理は・・・
お刺身→お鍋→雑炊の3品でした

こんな伊勢エビ生まれて今まで食べたことがない
というほど大きく、甘く、ミソ出汁がたっぷり出た美味しすぎる3品でした
美味しくって身体がしびれました

それ以上にマスターの言葉にしびれたんです
それは私が一番疑問に思っていたことを解決してくれる言葉でした

マスターはこう言いました
「こんな場所でお店を40年続けてこれています」
「それには私なりの信念があるんです」
「リピートしてくれるお客さんのおかげで40年経ちました」
「そこにはお客さんから教えてもらったことがあるんです」
「変わらない本物のものを出していれば、お客さんはまた必ず来てくれるんです」

マスターの料理に対しての創業以来
変わらぬ物を出し続けるための研究と情熱と自信
そしてお客様への想いを強く感じたときでした

「変わらない本物のものを出し続ける」

友人が「お前を連れてきたかった理由をマスターがしてくれた」と
嬉しそうに言ってくれました

気持が引き締まりました
マスターの言葉、マスターの顔忘れません
カッコイイポリシーのあるお店でした

そして友人の思いに感謝の気持ちでいっぱいです

今日もこれから徳島県の中学校で本気で話をさせて頂きます
感謝をこめて


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