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よろしく頼む・・・

よろしく頼む・・・


「命の授業」の腰塚勇人です

先日、お年始で自分の実家に行ったとき

年始のあいさつとは別に帰りがけ
親父から「これからもよろしく頼む」と言われ
封筒に入った手紙をもらいました

親父が手紙?

私の人生で初めてだったかも・・・

その封筒の宛名には
「親愛になる子どもたちへ」と書かれていました

「何???」「どうしたの?」

そんな気持を持ちながら家に帰ってから封を開けました
そこには便せん2枚分の手紙が入っていました
その手紙の内容は

親愛なる子どもたちへ

年老いた私が、ある日今までと違ったことをしても
どうかそのまま私のことを理解して欲しい
私が服の上に食べ物をこぼしても、靴のひもを結び忘れても
あなたに色んな事を教えたように見守って欲しい
あなたと話すとき、同じ事を何度も何度も繰り返しても
その結末をどうかさえぎらずにうなずいて欲しい
あなたにせがまれて繰り返し読んだ絵本のあたたかな結末は
いつも同じで私の心を平和にしてくれた
悲しいことではないんだ
消え去ってゆくように見える私の心へと
励ましのまなざしを向けて欲しい
楽しいときに、私が思わず下着を漏らしてしまったり
お風呂に入るのをいやがるときは思い出して欲しい
あなたを追い回し、何度も着替えさせたり様々な理由をつけて
いやがるあなたとお風呂に入った懐かしい日々のことを
悲しいことではないんだ
旅立ちの準備をしている私に祝福の祈りを捧げて欲しい
いずれ歯も弱り、飲み込むことさえできなくなるかも知れない
足も衰え立ち上がることすらできなくなったら
あなたが、か弱い足で立ち上がろうと私に助けを求めたように
よろめく私にどうかあなたの手を握らせて欲しい
あなたのを抱きしめる力がないのを知るのは辛い事だけど
私を理解して支えてくれる心だけを持っていて欲しい
きっとそれだけでそれだけで、私には勇気が湧いてくるのです
あなたの人生が始まり、私がしっかりと寄り添ったように
私の人生の終わりに少しだけ付き添って欲しい
あなたが生まれてきてくれたことで私が受けた多くの喜びと
あなたに対する変わらぬ愛を持って笑顔で答えたい

私の子どもたちへ
愛する子どもたちへ

父母より


恐らくどこかの文を引用したのものだとすぐに分かりました
でもそんなことどうでもいいです

親父とお袋の思い
私なりにしっかり受け止めさせてもらいました

手紙と親父とお袋の思い大切にします

今年も一緒に人生で最幸の年にしましょう

親父とお袋の息子で幸せです
よろしく頼まれます

感謝をこめて


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