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この人がいてくれるおかげで・・・

この人がいてくれるおかげで・・・



「命の授業」の腰塚勇人です

昨日は水戸にある千波小学校で講演でした

台風の影響で時折
マイクを通しての声さえも聞こえなくなるほどの雨でした

でも、子どもたちが帰るときは小雨になっていて
安心しました


講演の最初に流すムービーは
観ている人に自己紹介を兼ねての意味があるのと同時に
その姿を見ながらこれからはじまる1時間以上の講演に対して
私自身の心を整える時間なんです

そんな思いで時間を過ごしていると
横から「先生どうぞ」の声

ジャージにTシャツ姿の先生が
おもむろに椅子を持ってきてくれました

用務員さんではないのは分かりながらも
担任の先生でも、教頭先生でも、教務主任の先生でも・・・

また、講演中は後ろから生徒達を温かい眼差しで見守っているんです
講演が終わり生徒達と保護者の方々が帰るときは

体育館から校舎のスロープがぬれて滑りそうになっているのを
黙ってモップで黙々と拭いているんです


学校という組織に限った事ではないですが
当然、一人ひとりに役割があり、今すべき仕事があります

そしてそれとは別に誰がやっても良い仕事があります

でもそれは気がつく人もいれば、気がつかない人もいて
気がついてもやる人もいれば、やらない人もいます


誰かに喜んでもらおうとすら思わず
ただ今できる誰かのために、行動する

そんな意識の中で毎日を生きている先生だと
感じることができました


校長先生にこの話をすると
彼は立場を超えたそういう人間性を持った先生なんです

彼がいてくれるおかげで助かっています

その「助かっている」の意味が
子どもたちの命と心が・・・というように私には聞こえました

その先生の力だけではないことは分かりながらも
この先生の周りには「ありがとう」と「笑顔」がいっぱいの
感性豊かな優しい先生方がたくさんいるんだろうな~
なんて思いました

だからなんです
子どもたちの安心しきった伸び伸びとした姿は

そして保護者の方と先生方の関係が良いことも一目瞭然でした

この環境で生活できる子どもたちは幸せだと思いました

こういう人が集団の核になる人なんですね

また一人刺激を受けた先生にお会いすることができました


感謝をこめて


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