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ありがとうの力

命の授業

5 ありがとうをいっぱい言った   笑顔がいっぱい返ってきた

 ありがとうほど魔法の言葉はないと思います。

自分で真剣にこのケガを治すと決めてからどんな小さな事にもありがとうを言うようになりました。

 魔法1 自分が変わった 

前にも書きましたがありがとうを言っている自分の顔が、布袋様まで行かなくても悲壮感や危機感に満ちたり、無理した作り笑いでなく毎日に幸せを感じ過ごせ穏やかになりました。ありがとうと言えている自分が手足がうまく動かなくても好きでした。「俺ってイイ奴じゃん」って思ったこともありました。

本当はどこかで神頼みをしていました。リハビリは一生懸命にやる。でも正直どこまで回復するか誰も分からない・・・。あと自分にできることを考えたとき、いい人になることしか残っていなく、そう考えたとき今の自分できることといったら周りの方々に感謝することでした。毎日楽しく生活ができたこと本当に感謝です。

魔法2 周りの人が変わった

 
周りが変わったというより味方や協力者が増えたといった方がいいかも知れません。この方々のおかげで今の自分があると思っています。今でも嬉しいと感じたことは間髪入れずに伝えるようにしています。

こんな事も起きました。病室は4人部屋でした。最初は新参者で手足の動かない私に声をかけてくれる人はなかなかいなく、何人もの方が退院していきました。そのうち偶然なのですが新しく入院してきた方とその日のうちから仲良くなり、看護師さんからも「この病室は楽しそうでいいわね。これじゃ~退院したくなくなっちゃうわよ!」といわれるほどの病室になっていました。本当に楽しくなってしまったんです。

命の授業

魔法3 今まで気にしなかったことに目がいくようになった

病室の前の廊下突き当たりからは浅間山がきれいに見えるんです。反対側の病室の窓辺からも見えるんですけど。車いすに乗れるようになってから妻が来る前に毎日必ず浅間山を見に行くようになりました。

そのうち浅間山に向かって手を合わせるようになりました。「私の周りの方々が健康な一日を送れますように・・・」と。私は浅間山のパワーをもらって今があると信じています。

今リビングには浅間山の絵が飾ってあります。外出がOKになり隣のベットの吉野さんのお兄さんが病院の近くで喫茶店をやっていてコーヒーを飲みに行ったときに飾ってあった絵で、ピン!と来て衝動買いでした。でも買って良かったです。




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