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当たり前のことを当たり前以上に

当たり前のことを当たり前以上に


昨日は広島県尾道市、しまなみ海道の瀬戸田地区の
中学生と一般の方に午後と夜に命の授業をさせていただきました

この地区の人権課の方が私の講演を聴き
毎年行っている「いのちの輝きセミナー」の講師として
呼んでくださいました

大好きなしまなみ海道
昨日も天気がよく海と空が青く山は紅葉前、最後の緑
そして尾道の町並みをはじめとする
島々の風景はいつ来てもホッとし心が開放されます

伺った島に一つしかない中学のロケーションも
目の前が海と山
毎日こんな景色を見ながら授業を受けることできる生徒さん達は
幸せです

職員玄関に入ると正面の壁に

「当たり前のことを当たり前以上にやりきる」と書かれていました
私の大好きな「凡時徹底」と同じだ!と思い嬉しくなりました

当たり前が何であり
そのことをこのくらいまでできればという枠を越え
自らが「ここまで」という基準を決めそれをやりきる

最初はマネであっても自らが考え、意志を持ち
やらされているのではなく自ら動かなければ
決っして充実感、充足感、発見、感動は
味わえす、見つからない言葉であり
トイレ掃除にと同じだ!!と思いこの言葉をかみしめていました

それを実践している生徒さん達と先生方だと実感したのは
私が体育館に入場するとき生徒さんと先生方が
きれいに整列をして起立で私を迎えてくれました
550回にして初めてでした
当然その後の話を聴く姿も素晴らしかったです

夜の一般講演で嬉しかったことが
昼間、私の話を聴いた生徒さんの保護者の方が
たくさん聞きに来てくださり
中には「お母さんいい話だから行っておいで!」
と娘に言われましたと嬉しそうな顔をしていたお母さんもいました

そして会場には広島市内から車でお友達と駆けつけてくれた
広島のお母さん、加藤りつこさんもいてくださり
この間、愛媛松山で作業療法士会の講演で会えた尾道の友人からは
「仕事、終わったから今から行くね」と

この間、会ったばかりなのに・・・
疲れているはずなのに・・・

サイン会の時、ある女性が
「先生、今、私、ガンの治療中で
 今日、抗ガン剤治療が終わり病院を退院をしてきて
 その足で来ました」と

「先生の話が痛いほどよく分かるから私、泣けませんでした
 私も正直、死ぬの怖いです 生きたいです
 これからの放射線治療頑張ります
 私は必ずこの病気直します!」

ガンの治療に対して知識のない私はただただ
彼女の想いと決意を受け止めることしかできませんでした

その時、「当たり前のことを当たり前以上にやりきる」
この言葉がまた頭に浮かび

彼女と加藤さんに会えて
当たり前の命、当たり前以上に生ききる
当たり前の身体、当たり前以上に使いきる
命と向き合った人に共通するものだと感じた時でした

彼女の目の中にあった生きることへの本気さ
加藤さんの目の中にいつもある優しさ
力になれたら・・・そんな思いでいっぱいになりました

幸せな一日でした
今日も本気で生きようと思います
当たり前への感謝を忘れず
言動で伝え、見せたいです

今日も素敵な一日になります
感謝をこめて


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