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面倒くさいで終わらせない

面倒くさいで終わらせない


昨日は青森県教育委員会「命を大切にする心を育む教育活動」
重点事業、第二弾として
階上町立道仏中学校で命の授業でした
この地域は震災の津波の被害が大きかった地域でした
生徒さんだけでなく小学校の先生方、そして地域の方も
多く参加をしてくださり真剣に話を聞いてくれました

そして最後に生徒さんが歌ってくれた「花は咲く」は
命と向き合った子どもたちの心の声でしたし
今を生きる決意にも聞こえてきました

今回のこの重点事業は青森県にある6つの
各地域の学校を管轄する教育事務所が
その中にある中学校を一つモデル校として
一定期間の研究、実践と発表を行うという事業で

大切で意味のある事業だと思いながらも
学校現場からすると正直、自分たちから「やります」と
手を挙げる学校は少ないです
というかマレです
なぜなら授業や通常の業務以外に先生方の仕事が増えるから
余計なこと、面倒くさいことなんです
おそらく委員会の方も色々な事業に対し
モデル校決定までにはご苦労されることも多いと思います

その中で事務所の所長さんから
「ここの校長先生は二つ返事で快諾してくれたんです
 それだけではなくこの事業を進めるに当たって現場から
 意見や要望が多く出て学校自ら取り組んでくれたんです」と

するとそれを聞いていた校長先生が
「教育活動は勉強も行事も心の教育も部活も
 全てがつながっていますから
 うちの学校では特別のことをしたわけではないので」とさらりと

学校現場を知る私としては
そんなことはないでしょ・・・と思いながらも

「全てがつながっている」この言葉に
校長先生の学校教育へのビジョンをもった中での
具体的な生徒への取り組みを明確にし
4月の当初から計画的、準備と調整と実施といった
教育活動がつながっているだけでなく
先生方が、そして生徒さん達、保護者の方たちとも
つながっていますから
そんな意味を強く感じたときでした

校長先生をはじめ先生方に「子どもたちのために」
そして「職員が一つなって」という
強い意識の高さを感じた時でもありました

教育委員会の方から
「この学校の先生方、皆さん仲がいいんです」と

物静かな校長先生でしたが
一つのリーダーとしてのあり方を感じたときでありました
というか一人一人の先生がリーダーになっていました

トップ次第、先生方次第で
子どもたちの教育環境も子どもたちの身につけるものも
大きくかわる・・・と感じたときでした

息子を中学生になったらこの学校に通わせたい!と
素直に思えた学校でした
またまた、素敵な先生方と生徒さんに会えた一日でした

これから兵庫豊岡市の中学校に伺います
今日も素敵な出会いが待っています
元気です

ご縁をくださった主催者の方々に心から感謝です
今日も楽しい一日になります


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