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左手のピアニスト

左手のピアニスト


昨日は高知四万十町から広島へ移動し打ち合わせ後
広島のお母さん、加藤りつ子さんから
会ってもらいたい人がいると
左手のピアニスト瀬川泰代さんを紹介され
自然食にこだわった和食と手作りパンの美味しいメニューがある
「おはしとこむぎ」でランチを一緒にさせてもらいました

泰代さんプロのピアニストを目指す中
高校3年生の頃から右手に違和感がありながらも
軽い腱鞘炎くらいに思っていたのですが
音大に入学できた途端、右手が動かなくなり診断の結果
一生完治しない病気【ジストニア】と判明
ピアニストだけを目標に幼い時から励んできた彼女は絶望したそうです

しかし・・・
たくさんの素敵な方との出会いによって
彼女は、左手だけでもピアノを演奏することができることを知り
心の復活を遂げ今では
オーストリアのグラーツにある音楽大学に一人で留学をしていて
色々な国のコンクールに出場して自分の音楽を磨いています

明るく素直で前向きで笑顔が素敵で
今を生き生きと楽しみ過ごしている彼女
その原動力は
やっぱり「夢」と「感謝」と「目指すモデル」となる
同じく左手でピアノを奏でるプロピアニストさんとの出会いが
あったからだそうです
まだ、ピアノは聞いていませんが
人柄だけでもファンになってしまいました

突然、当たり前を失しなった時の絶望感は
これから先にあるはずだった道が急になくなり
目の前が断崖絶壁になった感覚です
いっそこのまま落ちてしまえば・・・

でもそこに光が差し、崖から一歩踏みだし
また自分で道を造れ歩み始められるのは
やっぱり理解し支えてくれる人の存在と
同じ状況の中、先を生き様で見せてくれる
人の存在があるからなんです

その方々が起爆剤、光となってくれ中で
もう一つ気づくことが「私はやればできる!!」
自分の隠れていただけの潜在的な新たな力の存在

泰代さんとの話の中で共通していたことは
障がいと規制があるからこそ
真剣に今あるものの中でベストの生き方への
「工夫」ができたと

規制があるからこそ人はその中で
今自分が何を・・・を真剣に選び工夫し
大切にその与えられた環境、時間を生きる
その時に私たちの大好きな4D
「だって、でも、どうせ、できない」を
しなくていい生き方ができるかどうかのキッカケは
やっぱり「夢」であり
安心を与えてくれた人たちの存在であると感じています

加藤さん、泰代さん、おはしとこむぎの友人のマスター
そして私、みんなに共通していたことでした
なので一緒にいて楽しくないはずがありません
これからもみんなでみんなを応援し続けます!!

今度、日本に帰ってきたときは泰代さんのコンサート
必ず聞きに行きます
出会いをありがとう

今日は夜19:00~広島福山市のすこやかセンターで
子どもの幸せを考える親の会様主催の講演です
50になった私が今
自分の人生を真剣に楽しく歩み続けられる原動力の一つが
やはり息子の存在です

息子に夢を持ち、生きること
大人になること、仕事をすること
それはとっても楽しく幸せな事なんだよ
ただそれを伝えたいだけで
それは言葉ではなく姿でしか教えられないから

今日も楽しく本気で命の授業、お伝えします
たくさんの素敵な出会いが待っています
感謝をこめて




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